2019年12月 栄養メモ
【テーマ】ベジタリアン

ベジタリアンとは?

基本的にレッドミートなどの「動物性食品を食べない人」という意味です。
  ※レッドミート・・・牛や豚、羊などの「畜肉」のこと

ベジタリアンのタイプ

<ビーガン(純菜食)>
米、小麦、などの穀物や、豆、野菜などの食物性食品のみを食べ、畜肉、魚、卵などすべての動物性食品を食べないタイプ。

<ラクト・ベジタリアン(乳菜食)>
植物性食品に加えて牛乳や乳製品(チーズ、ヨーグルト)などを食べるタイプ。

<ラクト・オボ・ベジタリアン(乳卵菜食)>
植物性食品と乳・卵を食べるタイプ。
※欧米のベジタリアンの大半がこれに該当します。

<ペスコ・ベジタリアン(魚乳卵菜食)>
植物性食品と乳・卵・魚を食べるタイプ。

<ポーヨー・ベジタリアン(鶏魚乳卵菜食)>
植物性食品と乳・卵・魚・鶏肉を食べるが、畜肉は食べないタイプ。

たんぱく質が摂取できる植物性食品

たんぱく質は、肌や髪、筋肉などを構成する、生きていくうえで欠かせない成分です。主に肉や魚などの動物性食品に含まれているため、野菜などの植物性食品を食べて生活しているベジタリアンは、たんぱく質が不足しやすいので注意が必要です。

<豆類>
ベジタリアンの料理において、肉や魚に代わるたんぱく源として活躍してくれる代表的な食材と言えば、豆類です。豆類には、一般的な野菜と比較してタンパク質が圧倒的に多く含まれています。

*最近、スーパーでは大豆ミート(大豆で作ったお肉もどき)が売られています。
大豆たんぱく質、小麦グルテンなどの穀物から作られており、この大豆ミートを使って様々な料理(唐揚げ、ハンバーグ、タコライスなど)が考案されています。

<ナッツ類>
たんぱく質だけでなく、菜食で不足しがちなオメガ3脂肪酸も豊富に含んでいるものも多いです。