冬至とは…?
冬至とは、1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日のこと。二十四節気のひとつ。冬至の日は毎年変動し、12月21日頃にあたります。2023年は12月22日です。
冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?
かぼちゃは夏に採れる野菜ですが、採ってすぐ食べるより、数か月保管して追熟してからの方が美味しくなり、栄養価も増えます。厳しい冬を乗り越えるために栄養豊富なかぼちゃを食べていたそう。また、かぼちゃは「南瓜」と書き、「なんきん」とも呼ばれ、「ん」がつく運盛りで縁起が良いと言われています。
冬至の七草
かぼちゃの他にも、運盛りと呼ばれる食べ物があり、これらは“冬至の七草”とも言われています。
南瓜(なんきん)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、寒天(かんてん)、饂飩(うどん)
冬至に食べたい料理
<かぼちゃのいとこ煮>(4人分)
○材料
・かぼちゃ…600g
・小豆…50g
【A】しょうゆ…大さじ1
【A】塩…小さじ1
【A】砂糖…大さじ2
【A】酒…1/3カップ
【A】水…1カップ
○作り方
①小豆を一晩水につけておき、柔らかくなるまで煮る。
②かぼちゃを5cm角くらいに切り、鍋にAを入れ中火で煮る。途中で1を加える。
※小豆の代わりに甘納豆を使うと、すぐに煮ることができます。その際は、砂糖を控えてください。
かぼちゃと小豆は保存がきき栄養価が高いことから、「かぼちゃのいとこ煮」は、風邪をひかずに冬を乗りきるための料理として親しまれてきました。さらに小豆の赤は邪気を払うといわれ、縁起の良い料理として食べられるようになりました。