栄養成分表示

原則として、容器包装に入れられた加工食品には、栄養成分表示が記載されています。栄養成分表示を参考に商品を選んで、健康の維持・増進に役立てましょう。

エネルギー(熱量)

生きるため、身体を動かすために大切。
摂取と消費のバランスによって、体重が変化する。

たんぱく質

骨や筋肉をつくるなど、生きていくうえで欠かせない栄養素。

脂質

重要なエネルギー源だが、とり過ぎは肥満や心疾患のリスクを高める。

炭水化物

糖質と食物繊維があり、糖質は体内で分解されると、ブドウ糖になる。ブドウ糖は脳などのエネルギー源として重要だが、とり過ぎると脂肪に変わり肥満の原因になる。

食塩相当量

食品中のナトリウムの量を食塩量に換算したもの。ナトリウムとは、生命の維持に欠かせないミネラルだが、とり過ぎると高血圧などの原因になる。

栄養強調表示

「カルシウムたっぷり」、「カロリーゼロ」、「塩分控えめ」などと表示されている商品を見たことはありませんか?
不足やたくさんとり過ぎることによって、健康の保持増進に影響がある栄養素などは、基準に基づいて栄養強調表示をすることができます。

  1. 栄養成分の量が多いことを強調する「補給ができる旨の表示」
  2.  表示例 「食物繊維たっぷり」 「ビタミンC入り」「カルシウム2倍」 など

  3. ②栄養成分の量や熱量が少ないことを強調する「適切な摂取ができる旨の表示」
  4.  表示例 「コレステロールゼロ」 「カロリーひかえめ」 「減塩」 など

  5. 無添加を強調する「添加していない旨の表示」
  6.  表示例 「食塩無添加」 「砂糖不使用」 など