2020年2月 栄養メモ
【テーマ】からだを作る、お魚の栄養

あなたの体で気になるところはありますか?
魚に含まれる栄養は、私たちの体に必要なものばかりです。

~お肉に負けない良いタンパク質~

魚は私たちの健康づくりにとても役立つ消化されやすいタンパク質をたくさん含んでいます。また、魚のタンパク質には、体の中のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの生活習慣病を予防します。

~食べてアタマがよくなる!DHA~

DHA(ドコサヘキサエン酸)は人間の脳の細胞をつくる大切な栄養です。また、脳の働きを活発にすることによって、記憶力や学習能力を高めます。そのDHAは背の青い魚にとくに多く含まれています。一週間に4~5回は魚料理を食べたいものです。

~目がよく見えるようになる!タウリン~

タウリンは疲れをとる働きや血管をきれいにする力をもっています。その他、目がよく見えるような働きや赤ちゃんの脳を育てる働きがあります。

~歯や骨を丈夫にするカルシウム~

カルシウムが足りなくなると骨や歯がもろくなり、精神的にイライラしたり、また、病原菌に対する抵抗力が弱まります。魚には、他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。いりこなどの小魚をまるごと食べましょう。

~血管のそうじをしてくれる!EPA~

EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。血液の流れを妨げるコレステロールや脂肪を減らす働きをします。動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などの生活習慣病を予防するパワーを持っています。

~お魚の栄養解剖図~