日本人の最も重要な栄養課題である「食塩の過剰摂取」

「食塩の過剰摂取」は高血圧の人や高齢者の栄養課題だと捉えている人が多いかもしれません。 しかし、日本では 男女とも20歳以上の全ての年齢階級で「健康日本21(第二次)」の目標に達していない状況 であり、全世代が取り組むべき課題となっています。

○日本人の食塩摂取量は多い!?

日本人の食塩摂取量は1日当たり約10gであり、他国と比較すると、大きく上回っています。 その量は世界保健機関(WHO)が推奨している量(1日5g未満)の約2倍摂取している状況にあたります。

○食塩の摂取源

日本人の食塩の摂取源の約7割は調味料(特にしょうゆ、みそ、塩)です。世代間でも異なり、高齢の人は漬物からの食塩の摂取量が多く、若い人はインスタントラーメンやカレールウなどの加工食品からの食塩の摂取量が多いようです。

減塩のコツ【食べるときの工夫】

①しょうゆやソースは「かける」ではなく「つける」。

直接食品(料理)にしょうゆやソースをかけずに、別の皿にとって「つけて」食べましょう。

②食べ過ぎに注意する。

減塩していても、食べ過ぎてしまうと食塩の摂りすぎにつながります。

③見えない食塩に気をつける。

ハムやベーコン、ウインナーなどの加工食品には、食塩が多く含まるため注意しましょう。

④味を確認してからしょうゆやソースをかける。

食品(料理)を食べる前にしょうゆやソースをかけるのではなく、まず食べてみましょう。
調味料がなくても十分おいしい食品(料理)もあります。

⑤ラーメンやうどんなどの麺類のスープは、できるだけ残す。

スープには食塩が多く含まれています。スープを全部残せば、2〜3gくらいの食塩を減らせます。

⑥汁物は具だくさんのものを飲む。

同じ味つけでも具がたくさん入っていると、器に盛る汁の量が少なくなり、減塩につながります。

⑦1日の中で食塩の量を調整する。

昼ごはんで食塩をとりすぎた日は、夜ごはんで食塩が多い料理を食べすぎないように気をつけしょう。