2019年2月 栄養メモ①
【テーマ】大豆の豆知識

大豆の主な栄養素

大豆のたんぱく質は良質な植物性たんぱく質です。必須アミノ酸をバランスよく含み、牛乳や卵のたんぱく質に負けないくらい栄養価が高いといわれています。さらに消化吸収がよく、体内で利用されやすいことも特長です。ビタミン、食物繊維など様々な栄養素が含まれていて、自然のバランス栄養食とも言えます。

大豆のことわざ

「まめに食うとまめでまる(いられる)」
  豆をまめに食べる、よく食べるとまめ(健康)でいられるという意味。
  大豆はこうした願いをこめて行事食に使われています。

「魔滅(まめ)」
  大豆には、災いや病気などの「魔」を滅ぼす力があることから、「魔滅」という字が当てられました。
  節分に「鬼は外、福は内」と豆をまくのもこの理由からです。

「大豆は米にまさる」
  日本でもっとも古い医学書『医心方(いしんほう)』に出てくる言葉です。
  大豆は植物であるにもかかわらず、たんぱく質と脂質が豊富に含まれている作物で、
  その実力は「畑の肉」と呼ばれるほどです。
  
  

2019年2月 栄養メモ②
【テーマ】平熱

自分の平熱を知っていますか?

健康的な人の平熱は36.5~37.1度です。自分の日常の体温(平熱)を把握しておくことは病気のサインを逃さないために非常に有効な予防対策です。

平熱の計り方

起床時、午前、午後、夜の計4回体温を測り、この体温地を時間帯ごとの平熱として覚えておくとよいといわれています。また平熱の測定は、体調の良いときに、1日だけではなく、日をあけて何日間か測ってみるとよいでしょう。

体温計の正しい使い方

①わきのくぼみの中心に斜め下から体温計の先端をあてる
②体温計が体軸に対して30度くらいになるように角度を調整して、わきをしっかりしめる

☆検温のポイント☆
・わきの中心にあたらないため、わきの斜め上や横からは差し込まない
・汗をかいていると正しく計れないため、汗は拭く
・飲食や入浴、運動の後などは避けて計る

「低体温」の人が増えている?!

50年前と比べ日本人の体温の平均は0.7度近く下がっており、その原因は筋肉量の低下と言われています。